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北陸工業新聞社
2020/11/26

【石川】来年2月から電子申請に/金沢市入札参加資格審査

 金沢市は来年2月から、工事等の入札参加資格審査申請書の受付を電子申請に変更する。新型コロナウイルスの拡大防止や業務の省力化などが狙い。25日に開かれた市入札制度評価委員会後の記者レクで説明した。
 従来、県外および県内市外業者を除く市内業者の入札参加資格審査申請は会場を設け、日時を指定した集中受付で行っていたが、原則廃止する。申請者の市役所への往来をなくし、必要な場合は書類を郵送で受け付ける。
 市は工事と役務・物品の入札参加資格審査の定期受付を隔年で実施。来年は工事の21・22年度分の定期受付にあたり、2月1日から電子申請による受付をスタートする。
 本庄毅監理課長は「コロナ対策として、また脱ハンコなど手続きの簡素化で、スピード感ある対応が可能となり、ペーパーレス化にもつながる」と効果を話した。
 委員会は初のリモート形式で開かれ、今年4月から10月までの工事および委託業務の契約状況を報告。契約件数および契約金額は工事が626件(対前年度比24%増)、246億4800万円(85%増)、委託業務が136件(14%減)、10億円(8%減)。
 平均落札率は工事が対前年度比0・08ポイント上昇の91・36%、委託業務が0・44ポイント低下の89・53%。平均成績評点は工事が76・5点、委託業務が75・8点だった。

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