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建通新聞社(中部)
2020/11/24

【岐阜】各務原市の新総合体育館 各務山の前町周辺に建設へ

 各務原市新総合体育館基本構想・基本計画策定委員会(鈴木壯委員長)は、11月17日に開いた第3回委員会で建設地の候補を各務山の前町周辺のエリアに絞り込んだ。施設規模や機能を固め、基本構想を策定する。具体的な建設地は2021年度策定する基本計画の中で定める考えだ。
 新総合体育館の建設は既存の総合体育館(那加太平町2ノ100)の老朽化や駐車場不足に対応するために計画されている。
 今回候補地エリアとなった各務山の前町周辺エリアは近くに各務原スポーツ広場公園などがあり拠点としての拡張性が高いことや、JR各務ケ原駅と名鉄各務原駅が近く交通利便性が良いことなどが評価された。
 候補地エリアの選定は、比較的整備のしやすい低未利用地(田畑など)で鉄道駅やバス停が近くにあることや浸水想定区域と土砂災害想定区域でない場所、整備に必要な土地(約4万5000平方b)が確保できる場所などの条件を設け4エリアを選定していた。
 今回の会合では建設候補地の他に事業手法と施設規模・機能についての検討が行われた。施設規模について市は、建屋の延べ床面積に1万2110平方bが必要など具体的な数値を出したが比較資料が不十分として次回会合で再度検討を行うこととした。
 事業手法についてはPFI方式やリース方式での整備、運営も視野に今後検討を進める。
 21年度に行う基本計画策定業務の発注時期と発注形式は未定としているが20年度に行った基本構想策定業務を公募型プロポーザル方式で行ったことを参考に今後固めていく。

提供:建通新聞社