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北陸工業新聞社
2020/11/17

【富山】3者JV、25日まで受付/富山駅付近連立仮線設置/富山地鉄

 富山地方鉄道は、富山市明倫町〜曙町地内「富山駅付近連続立体交差事業に伴う富山地方鉄道仮線(土木・軌道・建築)設置工事」を、条件付一般競争入札で公告した。
 25日まで申請書等を受け付け、12月10日に開札する。参加資格は、県内に営業所を有する3者で結成された共同企業体。代表者が土木の総合評定値1200以上で、土木、建築の特定建設業の許可など。
 工事概要は仮線路敷設、軌道切換、分岐器新設撤去、堀川仮架道橋(仮下り線用25・9メートル)、いたち川仮橋梁(仮上下線35・65メートル)、西側歩道仮線(仮上下線12・3メートル)、東田地方仮架道橋(仮上下線17・6メートル))、鋼矢板式擁壁、補強盛土擁壁、盛土、仮ホーム・仮ホーム上屋等一式。工期については22年9月30日まで。
 富山地鉄本線の高架化は、電鉄富山駅から東側の約1キロ区間を高架整備し、第2牛島架道橋やいたち川橋梁、第1東岩瀬架道橋などと交差する。仮線を構築して現在線を移し、下り線、上り線の順に高架切替えを行う。高架化に伴い、電鉄富山駅が2面2線、ホーム長125メートルとなる。
 連立事業は05年度から着手。北陸新幹線整備にあわせて、富山駅付近約1・8キロ区間の在来線を高架化するもので、あいの風とやま鉄道、JR高山本線が供用している。

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