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　石川県土木部は１６日、２０２０（令和２）年度土木部優良建設工事及び優良委託業務部長表彰式を県庁会議室で開き、城ヶ崎正人土木部長から受賞２９社に表彰状が贈られ、栄誉をたたえた。
　部長表彰の優良建設工事については、１９年度に完成した同部発注の全２１６４件の中から土木一式部門１５件、建築一式部門１件、ほ装部門２件、とび・土工・コンクリート部門３件、設備部門３件、その他部門１件の計２５件（受賞２７社）を選定し、優良委託業務は同２７９件の中から２件（受賞２社）を選んだ。
　表彰後、城ヶ崎土木部長は「受賞した建設工事、委託業務は他の模範となるものであり、今後とも建設業全体の技術力向上に一層のご尽力を賜り、県土の発展に寄与してほしい」と述べた。
　優良建設工事の受賞者を代表して昭和建設の高木作之代表取締役が「私たちは受賞を励みに技術力の向上や安全管理等に努め、より一層、品質の高い社会資本整備に力を尽くし、社会から信頼され、評価されるよう精進を重ねるとともに、建設産業の魅力を発信し、担い手の確保、育成にも努めていく」、優良委託業務の受賞者を代表して国土開発センターの新家久司代表取締役が「今年度、品確法が改正されて設計の品質確保が明記されるなど、より効率的で施工や維持管理に配慮した計画策定などが重要となる中、私たちは受賞を励みとして技術力の向上や品質管理等に留意し、より一層、質の高い社会資本の整備や維持管理に技術力を注視し、社会から信頼され、評価されるよう精進を重ね、建設産業の魅力を発信していく」などと、それぞれ謝辞を述べた。