自動車部品メーカーの津田工業(刈谷市幸町1ノ1ノ1)は、本社・刈谷工場を豊川市に移転するため、新工場の建設を伊藤工務店(名古屋市中川区)の施工で2021年2月に着手する。設計は伊藤工務店設計センター(知立市)が担当。
移転先は、豊川市穂ノ原3ノ13ノ1の一部、「豊川海軍工廠平和公園」東側の隣接地で、敷地面積6万1519平方b。造成工事はすでに完了。新豊川工場の規模は、鉄骨造一部2階建て延べ2万2211平方b。予定工期は22年3月31日まで。
また、本社機能の移転は25年ごろを予定しており、社内で準備を進めている。既設の本社・刈谷工場の敷地面積2万5000平方bについて、同社の担当者は「売却を含め、慎重に判断したい」と話した。
同社では、豊川工場(東上町)が主力工場として稼働しており、穂ノ原の新工場が稼働することで、運営効率化を図る。
提供:建通新聞社