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　京都府警察本部は、京都市上京区の京都府警察本部別館を解体する。10月の入札で解体設計は内藤建築事務所（京都市左京区）に決定。また設計支援を一般財団法人京都技術サポートセンター（京都市上京区）と契約した。
　府警本部本館及び別館の機能を集約した新庁舎の完成を受け、警察本部別館を解体する。解体する別館の規模はＲＣ造地下１階地上６階建、延１万２９２３・９０�u（建築面積２０６０・７９�u／昭和49年３月築／最小Ｉｓ値０・１６、最大Ｉｓ値０・４２）。地上構造物と地下構造物は分割して工事発注する予定。
　府警は、指名競争入札の京都府警察本部別館解体工事設計業務を10月２日に開札し、内藤建築事務所が２０７５万円で落札した。設計工期は令和３年３月26日。
　府警本部別館の解体工事設計は、対象となる建物の規模が大きく、設備も多岐にわたり、設計業務にも高度な専門性を要するため、専門的知見に基づく支援委託を要するとし、発注者の府警の立場に立って設計業務の支援を行えるものとして、一般財団法人京都技術サポートセンターを選定し、京都府警察本部別館解体工事設計支援業務を10月19日に３２１万３１００円で随意契約した。