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　施設の老朽化に伴い市立病院を船場東１丁目の商業施設ＣＯＭ１号館跡地に移転・新築する箕面市は、新病院に求められる役割や機能、施設規模について改めて検討する。上島一彦新市長の所信表明を受けて、地域医療の核となる市立病院の在り方や可能性を探り、求められるより良い医療の提供につなげる考えだ。
　そこで市は「新病院あり方検討支援業務委託」の一般競争入札を公告。入札書と提案書を11月26日に受け付け、同日に開札する。
　開札後、落札候補者に入札参加資格の確認に必要な書類を提出させる入札後資格確認型で行う。
　入札参加者には、過去５年以内に病院建設に係る基本計画か基本構想を策定した実績などを求める。
　業務内容は、新病院が地域医療の核として果たすべき役割や政策医療の整理、病床数など施設規模と診療科目などの機能についての調査・分析。そして採算性の検証と課題の整理を行う。
　履行期間は２０２１年３月31日まで。
　予定価格は９２０万円。

提供：建通新聞社