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北陸工業新聞社
2020/11/13

【石川】県選出自民党国会議員に要望/県建設業協、国土強靱化の継続を/東京

 石川県建設業協会(平櫻保会長)は11日、東京で石川県選出の自民党国会議員に対し、防災・減災、国土強靱化対策の着実な推進など4項目を要望した。
 平櫻会長、鶴山庄市、中市勝也の両副会長、山岸勇専務理事、五天秀行事務局長が、官邸で岡田直樹内閣官房副長官・参議院議員と面会し、要望書を提出。その後、改めて岡田副長官、馳浩衆議院議員、佐々木紀衆議院議員、西田昭二衆議院議員、山田修路参議院議員の各国会議員と会い、要望書を手渡した。要望では、(1)公共事業予算の継続的・安定的な確保(2)防災・減災、国土強靱化対策の着実な推進(3)地元建設業者の受注機会の確保(4)改正担い手3法に基づいた適正な入札・契約制度の実施―を求めた。
 この中で、今年度で終了する国の防災・減災、国土強靱化3カ年緊急対策について、来年度以降も継続し、必要な予算額が計上されるよう要望。補正予算に加え、来年度当初予算に必要な公共事業予算が持続的・安定的に盛り込まれるよう求めた。また、これに伴う業界側の施工余力の問題に関しても、「石川県の建設業は不調不落がほとんど無く、我々は十分な施工余力を持っている」と伝えた。
 要望に対し、岡田副長官は「骨太の方針の中に、国土強靱化対策は国の重大な責務と明記されており、しっかりと取り組んでいかなければならない」と答えた。他の議員も、今年度3次補正で三つの柱の一つに位置付けられていることから、来年度当初予算で必要な予算額が確保できるよう、国会で取り組んでいくべきとの見解を示した。

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