大阪市は、淀川左岸線2期事業で、第4弾となるトンネル本体工事を第4四半期に公告する予定だ。物件等級はAランクで、入札方式は制限付一般競争入札。同事業のトンネル本体工については、これで全て発注が完了することになる。
2期事業の区間は、大阪市此花区高見1〜北区豊崎6までの全体延長約4・3`。淀川堤防と一体型の本体地下構造4車線、幅員22bとなる。全区間本体は開削トンネルで施工する。道路上面は歩行者専用道路や緑地を整備し、環境や景観に配慮する。
第4弾工事の施工場所は福島区海老江3丁目で、JR神戸線西側が対象となる。工期は35カ月間を想定している。
トンネル本体工の詳細設計については3期に分けて進めており、全てエイト日本技術開発(大阪市淀川区)が担当している。
これまで発注済みの工事では、第1弾工事(国道2号〜JR神戸線の延長約800b区間)を鴻池・あおみ・久本JVが担当。第2弾工事(JR神戸線〜国道176号の延長1300bのうち延長682b)を熊谷組・森組JVが担当する。
第3弾工事(大淀出口〜国道423号の延長約1900b)については今年8月に公告済みで、11月25日の開札、12月7日の結果公表を予定している。
提供:建通新聞社