社会インフラの整備や維持に貢献した企業、団体、個人を顕彰する「第20回住みよい県土づくり表彰式」が6日県庁であり、平井伸治知事が優良建設工事の施工者と優良技術者らを表彰し、栄誉をたたえた。
式典では併せて、20年度国土交通大臣表彰(建設事業功労)を受賞した山根敏樹(こおげ建設)、大柄司(大柄組)両氏を披露。続いて20年度国交大臣顕彰の優秀施工者(建設マスター)に輝いた荒木勝氏(ティーエムエス)をはじめ6人の紹介があった。
式辞で平井知事は「経済を回す基礎的な社会インフラストラクチャーを支えるには、優秀な技術を持った皆さんの力が必要」と訴えた上で、「ポストコロナでも自然災害から地域を守り、雇用の受け皿となる建設業の役割は大きい」と激励した。
優良工事施工者45社と優良技術者・土山伸吾氏(舩越建設)、建設雇用改善優良事業所に重道組の重道利恵子社長を表彰。受賞者を代表してジューケンの加藤辰宏社長が「労災防止に努め、技術力の向上と技術者の確保に引き続き取り組んで県の発展に貢献していきたい」と謝辞を述べた。
また、草野愼一県土整備部長が若手優良技術者の桶本光宏氏(ジューケン)と、優良下請負業者に竹内クレーン工業、松建工業ほか6社を部長表彰した。
日刊建設工業新聞