日本工業経済新聞社(群馬)
2020/11/06
【群馬】みどり市は道路改良工2件と舗装改修工2件の発注を計画
みどり市は年末までに市道4路線を対象とした舗装補修2件と道路改良2件の工事発注を計画。舗装補修は大間々町大間々地内1級19号線と1級10号線で近く一般競争入札を公告する。道路改良として実施する笠懸町鹿地内の市道笠懸3084号線のアスファルト舗装工は12月にも指名。東町神戸地内にある2級34号線の拡幅工は月内に指名する。
市道1級19号線の舗装補修は、国道122号との交差点から南へ進んだ赤城駅前交番(大間々町大間々2394−5)付近まで約320m車道部が対象となる。
同線は大間々市街地を南北にルートをとる路線。車道幅員は約9m、両側に歩道が幅員約3・5mで整備されている。
補修工法は切削オーバーレイを採用する。施工面積は2657・2uを予定。路面を切削し、表層5p、基層5pの厚さで舗装し直す。
同線は2018年度から3カ年で舗装補修を進めている。20年度の工事で完了となる。
市道1級10号線は373m区間で舗装補修を実施する。同線は、大間々東小学校(大間々町大間々456−1)の東側を南北に通る路線。車道幅員は約6mとなっている。
路面状態が悪いため、セメントを用いた路床路盤再生工を実施。表層5p、基層5pで舗装を行う。舗装面積は2238uを予定している。
笠懸3084号線は笠懸町鹿地内を南北にルートをとる路線。認定幅員は約4・5mで砂利敷きとなっている。
路面が雨水で洗掘され、民地に砂利が流入。地域住民から改良の要望が上がっていることから、アスファルトで舗装を行う。施工区間は市道3079号線の交差点から北へ約70mが対象となる。
舗装構成は表層5p、上層路盤10p、下層路盤20pを予定している。路床の置き換えは行わない。測量設計業務は、アコン測量設計(前橋市)が24日の納期で担当している。
東町神戸地内にある市道2級34号線は宝泉寺(東町神戸397)の西側を南北に通る路線。現況幅員は約3mで、西側に素掘り水路が流れている。
国道122号線の交差点から先の63・6m区間を対象に拡幅改良を計画。幅員を5mに広げ、西側に300o×300oの落蓋式側溝を敷設する。合わせて、舗装の打ち換えも予定。舗装構成は表層4p、上層路盤7p、下層路盤25pで計画している。測量設計はオウギ工設(前橋市)がまとめた。