岡山県備中県民局は、水利施設等保全高度化事業で、湛井十二ケ郷用水地区の施設機能診断と機能保全計画策定に着手した。2020年度内にまとめる。この結果を踏まえ補修や補強、更新が必要な箇所を把握し、新規事業採択を目指して検討を進めていく。
対象となる施設と策定業務委託先は次の通り。
▽その1(総社市井尻野)―水路延長1400b、静水池(松林溝分水ゲート)、小井出分水(小井出東溝分水ゲート、小井出西溝分水ゲート)、橋本分水(新溝分水ゲート、山根溝分水ゲート)―新光技術開発(岡山市中区)
▽その2(総社市井尻野〜福井)―水路延長2200b、いもじ分水(いもじゲート<水位制御>、いもじ分水ゲート)、石井分水(石井分水ゲート)、小寺分水(小寺分水ゲート)―不調のため対応を検討中
▽その3(総社市福井〜総社)―水路延長1400b、刑部スイングゲート、階田樋門(分水ゲート3門)―新光技術開発(岡山市中区)
▽その4(総社市総社〜南溝手)―水路延長1900b、植木用水分水ゲート、中田溝分水ゲート、剣先分水ゲート、松ノ木分水ゲート―内外エンジニアリング(岡山市北区)
▽その5(総社市井尻野〜南溝手)―水位調整ゲート(小井出チェックゲート、橋本チェックゲート、石井チェックゲート、門田チェックゲート、小寺チェックゲート、阿部チェックゲート、・剣先チェックゲート、松ノ木チェックゲート、松ノ木第2チェックゲート)―内外エンジニアリング(同)
「提供:建通新聞社」