輪島市は、同市河井町の都市計画道路本町宅田線整備について、21年度に本線部に工事着手し、同年度内の完成を目指す方針だ。
本町宅田線の整備延長は、未着手区間の市役所前通り線(輪島高西交差点)から無電柱化や拡幅が完了した都市計画道路釜屋谷塚田線(河井小前交差点)までの約280メートル(幅員12メートル)。両側に2・5メートルの歩道を設置し、通学児童や観光客らの安全を確保する。測量・設計は国土開発センターが担当。
市はこれまでに用地取得や支障物件の移設工事を終えている。今後、来年度の着工へ向け予算化の動きを本格化させる。
本町宅田線は、国道249号輪島バイパスから輪島高付近まで供用しており、周辺の回遊性を高めるため、18年度に延伸事業に着手した。