四日市市は、老朽化した汚水管6号幹線(遮集管)で延長4188bの推進工法の基本設計業務をNJS三重出張所(津市)に委託した。落札金額は3779万円(税別)。履行期間は2021年3月15日まで。21年度には実施設計を行い、工事を22年度から数工区に分割して発注する。
既設の汚水幹線を圧送方式から自然流下方式に変更するため、新たな汚水幹線を敷設する。
今回の業務で、日永浄化センター(寿町)〜新浜町を通る汚水管6号幹線の新設に伴う基本設計を行う。対象区間は、日永浄化センター(寿町)から北へ市道高浜昌栄線沿いに延伸し、阿瀬地ポンプ場(西末広町)やJR四日市駅西側を経て、北条野球場(北条町)北側までの延長4188b。口径500_〜1800_のヒューム管を使用し、工法は推進を採用する。
この他、工事場所は汚水管と雨水管の合流区域であり、汚水と雨水を分けて汚水のみを日永浄化センターに送るための特殊マンホール4基の設置設計に着手する。さらに終点である同センター地点の汚水管線の埋設深さが20b程度になるため、汚水をくみ上げる沈砂池ポンプ場の基本設計を行う。
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建通新聞社