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　公益社団法人石川県宅地建物取引業協会（金沢市大豆田本町ロ４６番地８）は１０月３０日、「石川県不動産会館建替え事業」にかかる設計プロポーザルに関する説明会を開き、１６社２３人が参加した。
　老朽化などを要因とした現会館（１９８２年竣工）の建て替えに伴う基本および実施設計を委託するもの。建設規模は延べ床面積８００平方メートル程度（階数指定なし）を想定。建設場所は現会館裏手の駐車場用地で、面積は９６０・９８平方メートル。現会館解体跡地に駐車場を整備する。
　説明会では、新谷健二会長があいさつした後、審査を担当する建設準備委員会の亀田吉生委員長が募集要項を説明。参加者は設計条件などについて質問し、現会館や建設予定地の見学も行った。
　主な参加資格は、▽県内に本店のある１級建築士事務所▽ここ５年以内に竣工した延床面積８００平方メートル・３階建て以上のオフィスビル、集会施設、公共施設のいずれかの実施設計の元請実績―など。設計期間は基本設計が来年３月中旬ごろまで、実施設計が同年９月末までとしている。
　協会では６日まで質問書を受け付け、１３日に回答をホームページで公開。近く参加表明の方法についても発表する。
　提案書の受付は来年１月８日まで。締切後、書類およびプレゼン審査を行い、２月８日に設計事業者を選定する。２２年４月の着工、同年１０月ごろの完成を目指している。