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建通新聞社(神奈川)
2020/10/30

【神奈川】相模原市 県道52号JR相模線立体を30年度供用へ

 相模原市は、県道52号相模原町田線の4車線化を進めており、JR相模線立体交差部の迂回(うかい)路整備を2020〜22年度の3カ年で行う。トンネル部やアプローチ部などの整備は23年度から着手し、30年度の供用開始を目指す。
 JR相模線原当麻第一踏切付近は、
慢性的な渋滞が発生しており、圏央道相模原愛川インターチェンジへの交通アクセスの支障となっている。JR相模線と県道52号を立体交差化することで、慢性的な渋滞を解消し、歩車道の完全分離により歩行者・通学児童の安全を確保する。
 事業区間は、麻溝小学校入口交差点から東に進み、天應院付近までの延長約480b。JR直下部(トンネル)と両サイドにアプローチ部、鳩川に架かる橋梁部、原当麻駅東入口交差点〜天應院付近と麻溝小学校入口交差点の平面部で構成する。アプローチ部の計画幅員は44b。
 立体交差化に当たり、JR相模線直下と現在の道路部分を掘削することから、迂回路を整備し、現在の踏切を北側に約20b仮移設する。迂回路は本年度から3カ年で整備。幅員は11b(車道3b×2、歩道2b×2)。
 本年度は延長90bを整備し、21年度に仮設踏切の両サイドと架設歩道橋、22年度に仮設踏切部と麻溝小学校入口交差点を整備する。

提供:建通新聞社