福島建設工業新聞社
2020/10/29
【福島】JAEAが分析・研究第2棟を再公告
日本原子力研究開発機構(JAEA)は29日、大熊町の放射性物質分析・研究施設第2棟建設工事の技術提案評価型総合評価(WTO適用、施工体制確認型併用)一般競争を再公告した。申請期限2021年1月25日午前11時。入札書提出期間同2月24日午前10時〜同26日午後1時。同日午後2時に開札する。
単体と3社以内JVの混合入札。参加資格は、同機構か文部科学省の建築一式登録、経審の総合評定値1200点以上。前回公告で設定していた地域要件を除外。実績要件は1995年度以降の同種・類似工事に変更した。
福島第一原子力発電所の廃炉に向けた施設で、第2棟では燃料デブリや高線量のガレキ、水処理の2次廃棄物などを分析する。電気・機械設備、外構一括。工事概要は建屋が@A棟=RC造(耐震壁付ラーメン構造)2階地下1階建て延べ3278.05uAB・C棟=S造2階建て108.37uBD棟=RC造(耐震壁付ラーメン構造)2階建て255.37uCE棟=S造平屋11.9uDF棟=同27.72uEG棟=同149.81u。外構は構内道路アスファルト舗装、低木植栽、雨水排水設備・浄化槽設置など。
工期24年8月30日。大熊町夫沢字北原5ほか地内。実施設計は日建設計。内装設備や分析設備の工事は別途発注する。