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日刊建設タイムズ社
2020/10/29

【千葉】まずは基本方針策定/野田〜印西の具体化へ/第1回会議開く/千葉北西連絡道路検討会

 野田市から印西市までの道路計画の具体化に向けて「千葉北西連絡道路検討会」が28日に設立され、第1回会議がウェブ形式で行われた。道路の名称を従来の千葉柏道路から千葉北西連絡道路に改めたほか、これまでの経緯や、国道16号および周辺道路を含む県北西地域の交通課題やポテンシャルに関して共有を図った。今後は、議論を重ねた上で計画の基本方針を策定し、概略ルートや構造などについての検討に入る。順調に推移すれば、計画段階評価や都市計画の手続きを順次進め、新規事業採択に至る見通し。
 千葉北西連絡道路は、県北西部を南北に連絡する唯一の広域的な道路である国道16号で慢性的な渋滞が発生し、地域の交流・連携が十分に図られていない状況となっていることや、19年の台風19号の際に交通が集中したことを受けて推し進められることとなった。
 千葉県・千葉市・関東地方整備局・東日本高速道路梶E首都高速道路鰍ナ構成する千葉県道路協議会の2020年度第1回会議(6月3日)においては、野田市〜印西市の利根川沿いルート約36kmを対象として新たな検討の場を立ち上げ、具体的な検討を進める方針が示された。
 今回の会議では、県北西地域の交通状況について、特に国道16号の柏インターチェンジ〜大島田や野田市駅入口〜柏インターチェンジ付近において交通渋滞が顕著であるほか、周辺道路にも影響が及んでいることを確認。また、大型車の混入や地域外に拠点を持つ交通(外々交通・内外交通)も多い。
 県北西地域のポテンシャルに関しては、人口増加傾向にあること、食品製造業が活発であること、商業施設・物流施設が多いことが挙げられた。
 今回の会議では、県北西地域の交通状況について、特に国道16号の柏インターチェンジ〜大島田や野田市駅入口〜柏インターチェンジ付近において交通渋滞が顕著であるほか、周辺道路にも影響が及んでいることを確認。また、大型車の混入や地域外に拠点を持つ交通(外々交通・内外交通)も多い。
 県北西地域のポテンシャルに関しては、人口増加傾向にあること、食品製造業が活発であること、商業施設・物流施設が多いことが挙げられた。
 検討会は、座長の千葉国道事務所長のほか、千葉県県土整備部道路計画課長、茨城県土木部道路維持課長、野田市建設局長、柏市土木部長、我孫子市都市部長、印西市都市建設部長、白井市都市建設部長、茨城県取手市都市整備部長で構成。
 関連して、概略設計他業務と道路検討業務をパシフィックコンサルタンツが担当している。

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