トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社
2020/10/28

【東北・宮城】仙台市が鶴ケ谷第二住宅第1工区の実施設計を委託

 仙台市は鶴ケ谷第二市営住宅団地再整備事業のうち、建て替える第1工区の実施設計業務を委託するため昴設計と26日に見積もり合わせを行い、1億0900万円で決定した。
 この事業は鶴ケ谷第二市営住宅団地について、地域活性化を目的に、市営住宅の建て替えと集約再編で生じた余剰用地の有効活用を計画しているもの。
 宮城野区鶴ケ谷6の3ほか地内11・38fの敷地内で計10棟延べ6万0085・91平方b、1042戸規模で建て替える予定で、解体は5工区、建設(建て替え)は4工区に分け、2034年度までの事業完了を目指している。
 造成基本設計は三協技術、建築基本設計は昴設計、設備基本設計は新設備設計事務所が担当。造成実施設計については今月20日に開札し、三協技術を落札候補としている。
 今回の業務は、建て替えの初弾となる建設第1工区で整備するRC造6階建て、延べ4674・72平方b81戸のA−1棟と、RC造10階建て、延べ8300・35平方b146戸のA−2棟、W造平屋建て、延べ150平方bの集会所を対象に実施設計を作成する。履行期限は22年2月25日まで。
 1工区は来年8月から22年3月にかけて既存18棟206戸を解体した上で、22年4月から建設に着手し、24年7月の完成を目指す。

 提供:建設新聞社