建設新聞社
2020/10/26
【東北・秋田】WTOで建築を公告/秋田地家裁の改築
最高裁判所は、秋田市にある仙台高裁秋田支部・秋田地家簡裁庁舎の現地改築工事のうち、建築工事をWTO対象の一般競争で公告した。
2者JVないし単独企業による参加を求めており、JVの代表企業と単独企業は、建築一式工事の総合点数が1300点以上で、2005年4月1日以降に、「研修・交流施設、体育館・屋内運動施設、宿泊施設、倉庫」以外の建物で、SRC造またはS造(軽量S以外)地下1階以上地上6階建て以上、延べ7000平方b以上の建築一式工事の実績があることなど。代表者以外の構成員は建築一式工事総合点数1000点以上で、05年4月1日以降に、「研修・交流施設、体育館・屋内運動施設、宿泊施設、倉庫」以外でSRC造またはS造(軽量S以外)3階建て以上、延べ3500平方b以上の建築一式工事の実績があることなど。
申請書は11月12日まで受付け、21年2月1日13時30分から開札する。施工体制確認型総合評価落札方式(技術提案評価型S型)の対象案件。
同庁舎は秋田市山王7の1の1地内の1万0384平方bに建ち、秋田地方裁判所と秋田家庭裁判所が入居しているが、老朽・狭あい化のため改築を決め、すでに敷地内に仮庁舎を設け旧施設は解体中。
新庁舎はSRC造地下1階地上6階建て、延べ1万0116平方bで、W造平屋建て、延べ約49平方bの自転車駐車場も設ける。工期は24年3月29日までだが、指定部分は23年8月31日まで。基本設計は最高裁判所、実施設計は梓設計が担当している。
なお、機械設備工事と電気設備工事は、すでに公告中で21年2月2日の開札予定。エレベーター工事は、第3四半期内に公告する予定だ。
提供:建設新聞社