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　桑名市は、消防署大山田分署を「大山田まちづくり拠点施設」に移転し、複合型消防本部として整備する計画について、大まかなスケジュール案を10月14日の市議会全員協議会で示した。施設の供用を開始する２０２４年度に向けて20〜21年度に掛けて公民連携を視野に入れた整備手法など事前準備を進め、22〜23年度に設計と工事などに着手する。
　新たな消防署大山田分署には、まちづくり拠点施設や地区市民センター、消防団詰め所を新設し、複合型消防本部として整備する。現消防本部の１・２階にある消防署と指揮調査課は消防力維持のために残し、３階にある総務、予防、消防救急の３課を移転する。
　移転先の市有地（山田１ノ９）の面積は約６４００平方�b。既設大山田まちづくり拠点施設を解体して整備する。既設規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ５９５平方�b。開館年度は１９８２年度。現在の消防署大山田分署の所在地は大山田１ノ７ノ１。

提供：建通新聞社