大阪市は、「中央卸売市場南港市場施設整備工事―2」の一般競争入札(WTO対象)を公告した。参加申請書を10月29日まで、入札書を12月11〜14日に受け付ける。開札予定日は12月15日で、同月23日に入札結果を公表する予定だ。
同入札については再公告となる。前回の入札では6月9日に開札。応札はあったものの予定価格を超過したため入札を取りやめた。
南港市場は住之江区南港南5ノ2ノ48に位置し、敷地面積は約10万平方b。計画では、整備後30年以上が経過している同市場の再整備に向け、施設の新築や、既存施設の減築、大規模改修を行う。
新築する施設は▽大動物棟(鉄骨造3階建て延べ約1万0200平方b)▽小動物棟(同約7100平方b)▽関連施設棟(鉄骨造平屋約1400平方b)▽病畜棟(同約240平方b)―など。
また、減築・大規模改修の対象となるのは本館棟で、既存規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2万1500平方b。この他、解体撤去工事の対象となるのは▽仲卸棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約5700平方b)▽福利厚生棟(同造2階建て延べ約1500平方b)―となっている。工期は2025年3月31日(一部完成期限は23年3月31日)。
実施設計は大建設計(大阪市西区)が担当した。
提供:建通新聞社