全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　高梁市は、検討を進めていた有漢地域の小・中学校の再編について、義務教育学校「有漢学園（仮称）」を２０２５年４月１日に開校する方針を示した。新校舎建設に向けた基本設計に着手するため21年度当初予算に委託費を要求し、３月議会で承認されれば外注準備を進める。
　建設場所は現有漢中学校。基本設計完了後、22年度に実施設計を進め、23年度から２カ年で施工する。
　学校再編までのスケジュールは、まず、有漢東小学校の校舎を活用し、有漢東小学校と有漢西小学校を22年４月１日に統合校として開校。新校舎完成後、統合校と有漢中学校を統合し義務教育学校として開校する。
　なお、小学校統合後の有漢西小学校については、借地のため22年度に解体撤去し返却する予定。
　各学校の５月１日現在の児童（生徒）数と施設概要は次の通り。
　▽有漢東小学校（有漢町上有漢８２６３）―児童数35人。校舎棟・１９８７年３月完成、鉄筋コンクリート造３階建て延べ２００１平方�b、屋内運動場・同月完成、同造平屋５８８平方�b
　▽有漢西小学校（有漢町有漢２４１８）―児童数53人。校舎棟・67年３月完成、鉄筋コンクリート造３階建て延べ１３１４平方�b、その他技術室など、屋内運動場・88年３月完成、同造平屋５８６平方�b
　▽有漢中学校（有漢町有漢３４０６）―生徒数53人。校舎棟・89年３月に完成、鉄筋コンクリート造２階建て延べ１８２４平方�b、屋内運動場・同月完成、同造平屋６００平方�b

「提供:建通新聞社」