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　砺波市の国土強靱化地域計画案が分かった。５つの個別分野ごとに、ハードとソフトの両面から強靱化に必要な事業が示されている。
　今月中に取りまとめる。計画期間は、総合計画の計画期間と整合を図るため１１月〜２０２６年度までの６年５カ月。２０２７年度以降は通常通りの５年間とする。
　基本目標に人命保護が最大限図られることなど４項目を掲げ、想定される大規模自然災害に対して、「事前に備えるべき目標」を設定している。具体的な強靱化に向けた施策として、行政機能など５つの個別分野ごとに提示している。
　主要施策は次の通り。
〈行政機能分野〉
▽小・中学校新増築事業
▽市役所新庁舎整備事業
　災害時に市役所が機能不全に陥らないよう、システム等の代替性・多重性を確保するとともに、業務継続に向けた支所機能の強化を図る。
▽小・中学校大規模改造、改修、修繕事業
〈保健医療・福祉分野〉
▽市立砺波総合病院施設改修事業
〈産業・経済活動分野〉
▽林道施設長寿命化事業
▽農村地域防災減災事業
▽農地防災事業
▽市道改良事業
〈都市機能・インフラ分野〉
▽道路舗装補修事業
▽城端線活性化推進事業（ＬＲＴ化検討）
▽出町東部第３土地区画整理事業
▽都市公園再整備・長寿命化事業
▽文化・観光施設再整備事業
▽体育施設再整備事業
▽無電柱化事業
▽雨水幹線・調整施設整備事業
▽水道施設耐震化・設備更新計画策定事業
▽道路メンテナンス事業（橋梁等道路施設の点検、修繕）
▽ＪＲ城端線砺波駅補修事業
▽砺波チューリップ公園再整備事業
▽基幹配水管耐震化更新事業
▽火葬炉等改修事業
▽市営住宅長寿命化修繕事業
▽観光地整備事業
〈リスクコミュニケーション分野〉
▽移動系ＭＣＡデジタル無線整備事業
▽光ケーブル化事業