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　神奈川県建設業協会横浜支部の渡邉一郎支部長をはじめ支部役員６人が20日、横浜市庁舎の教育委員会を訪れ、鯉渕信也教育長に、建設人材の育成を目的とした「横浜市立工業高校　建築科・土木科の設置」を要望した。人材の確保・育成に関連した市教育長への要望は今回が初めて。
　要望では、「横浜市は今後、公共建築物の長寿命化対策、さらなるインフラ対策とそのメンテナンスが実施されるなど建設需要があるものの、『横浜市立の工業高校系の建築学科、土木学科が存在しない』」といった現状を訴えた上で、「若い世代を育てる目的で、ぜひ設置をお願いしたい」と求めた。
　参加したのは、渡邉一郎支部長、工藤英司副支部長、黒田憲一副支部長、馬淵圭雄副支部長、白井崇雄新世代育成委員会委員長、松尾文明理事（神奈川県建設業協会会長）、杉本恭一事務局長が参加。市教育委員会側からは、鯉渕信也教育長、小椋歩教育次長らが出席した。

提供：建通新聞社