徳島県農林水産部は「徳島木のおもちゃ美術館(仮称)整備推進事業設計・施工プロポーザル」を公告した。県内の建築特A級、電気A級、管(管または空調)A級による3者構成の異業種特定建設工事共同企業体(建築企業を代表構成員)による参加を求め、11月11日まで1次審査書類の提出を受け付ける。1次審査は書類審査で、同18日に審査し、同日結果を通知。11月19日〜12月3日で2次審査書類の提出を受け付ける。9〜11日でプレゼンテーションとヒアリングを実施し、14日に審査結果(優先交渉権者)を公表する。
事業内容は、施設の実施設計業務と建築工事(撤去含む)、電気設備工事、機械設備工事(給排水衛生設備、空気調和設備等)、外構工事の施工業務。板野町にある県立あすたむらんど徳島内の四季彩館(鉄骨造平屋約1568平方b)を改修して木育活動の拠点を整備する他、くつろぎ館(鉄筋コンクリート造平屋855平方b)や木育の小径の改修(木質化)などを一体的に行い、木育の推進や県産材の需要拡大を図る。上限提案価格は税込み4億6000万円。
優先交渉権者の公表後は速やかに契約手続きを行い事業に着手。あすたむらんど徳島が開園20周年を迎える2021年8月の竣工を目指していく。
提供:建通新聞社