奈義町は、町立こども園建設の基本設計を楠山設計・マウントフジアーキテクツスタジオJVで進めており、このまま実施設計に移行する見通し。6月末まで基本設計をまとめる予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で進捗が遅れている。12月ごろに予定していた造成工事の発注も延期となる見通しで、詳細なスケジュールは現時点では未定としている。
規模は木造平屋延べ2675平方b。間取り面積は、子育て支援室162平方b、調理室259平方b、職員室226平方b、遊戯室243平方b、多目的室583平方b、0〜2歳児室388平方b、ナギミチ(地域・異年齢交流室)812平方b。定員は0〜1歳児が50人、2〜5歳児が各50人の計250人程度。事業費は最大で12億円程度を見込む。
建設地は豊沢513ノ2他で、現況は町立駐車場として利用されている。敷地面積は約8300平方bで、敷地内東側に57台分の駐車場を確保する。
町内には奈義保育園、滝川つくし幼稚園、中央東幼稚園の3園があるが、老朽化が進み使い勝手の悪さも指摘されているため、3園を統合し幼保連携型認定こども園として創設する。
「提供:建通新聞社」