静岡市は、葵消防署の大規模改修を、建築、電気、空調、衛生に4分割して11月上旬に公告する。いずれも一般競争入札の総合評価方式施工能力T型で発注する。事業は2020年度から2カ年継続で行う。
葵消防署は、葵区追手町6ノ2の市役所葵庁舎の北側で、静岡中央警察署(葵警察署)との複合施設。建物は1棟形式だが、警察署と消防署に分かれ、設備関係は別系統で独立している。
鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上8階建て延べ1万4100平方bのうち、改修対象は延べ3731平方b(建築面積446平方b)。
仮眠室のレイアウト変更(男子27室、女子3室の計30室)、食堂の改装、トイレの全面リニューアル、床、壁、天井などの内装改修と、電気、空調、衛生の全面改修となる。外装は、タイル貼りの外壁のはく落防止工と一部防水改修を行う。
敷地面積は548平方bで作業ヤードとして利用し、中央体育館敷地の仮設舎に機能を移転して工事を行う。完成は2021年度末の完成を目指す。
設計は七丈設計(静岡市葵区)が担当した。
提供:建通新聞社
(2020/10/19)
建通新聞社 静岡支社