多治見市は、都市計画道路の音羽小田線の一部新設に向け大日コンサルタント(岐阜市)で予備設計に着手した。この中で道路構造として歩道や車道などの構成を決める。2021年3月31日までにまとめ、その後はJR中央線と交差する部分についてJRと協議を進める。
音羽小田線は、JR多治見駅の北口付近を始点に、東に向かい小田町地内の211700号線との交差点を終点とする延長約1260bの道路。このうち始点から約390bが整備済みとなっている。予備設計は整備が完了している地点から東に向かって小田町地内の県道15号線、宮前町交差点までの約460bを対象としている。
対象区間のJR中央本線線路から西側は213101号線をメインに既設道路を改良する。線路から東側は213000線を中心に道路改良を行う。現時点で道路の拡幅規模などの詳細は未定だが、最低でも片側1車線の歩道付き道路を想定している。
またJR中央本線と交差する部分二関しては、アンダーパスを予定している。道路の深さなどを決めるためJRと協議を進める。交差部分についての設計はJRが担当する。JR分の設計が完了次第、詳細設計に着手し、その後用地の取得などを行う。
この区間に関する概略検討は、予備設計を担当した大日コンサルタントが行った。
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建通新聞社