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建通新聞社(中部)
2020/10/12

【愛知】中電不動産 旧中電社宅跡地を利活用検討

 中電不動産(名古屋市中区栄2ノ2ノ5)は、名古屋市瑞穂区の旧中部電力社宅跡地の利活用方法を検討している。同社は「残存している建物を解体し、跡地を有効活用する」とした上で、開発時期や方向性については「社内で検討中であり、現時点ではまったくの未定」と回答した。
 旧中部電力社宅の所在地は、名古屋市瑞穂区宝田町4ノ3ノ1、春敲町3ノ18ノ1他。敷地面積は約2万平方b。大半の敷地は第一種住居地域(容積率200%、建ぺい率60%)で、幹線道路に面した一部が近隣商業地域(容積率300%、建ぺい率80%)となっている。同地は、4月に中部電力(名古屋市東区)が中電不動産に移管しており、建物8棟が残存している状況だ。
 中電不動産は、周辺地域へ配慮しつつ「多世代が共生できるまちづくり」を考えながら慎重に検討を進める姿勢を示している。

提供:建通新聞社