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　石川県立高松病院事務局総務課は、かほく市内高松地内「高松病院管理診療棟改築工事（診察棟・建築）」に係る一般競争入札の公告について、月内実施を予定している。また、診察棟・電気設備、同・空調設備、同・給排水衛生設備（いずれも一般競争入札案件）の３件は１１月中に公告する構えだ。
　第２期（今回発注分）の建設規模は診察（外来）棟がＳ造４階建て延べ２４１２・５４平方メートル、リハビリ棟渡り廊下がＳ造２階建て延べ３７・６８平方メートル。
　新たな外来では高齢者の認知症、児童の発達障害など、患者の年齢や症状ごとに待合スペースを配するとともに、診療ゾーンを分離。特に児童については外来受付、待合スペース、診察所を全て２階に独立して設け、より快適な受診環境を実現させる。認知症及び精神疾患外来は１階に、医局は２階に配す。工期は３８０日間を見込む。
　新管理診療棟の建設にあたっては、現在地で外来診察を続けながら段階的に整備。全体規模はＳ造一部ＲＣ造３階建て延べ約６９００平方メートルで、２０２３（令和５）年度内の全体完成を目指す。
　第１期で建設した検査棟・リハビリ棟・中央渡り廊下棟（施工／真柄・サンエキ特定ＪＶ）と、研修・管理棟（施工／表・小倉特定ＪＶ）はこのほど完成。今月５日から一部供用し、１９日から全面供用を迎える。
　実施設計はＴ・Ｏ・Ｎ・Ｅ（意匠）、小西建築構造設計（構造）、ムラシマ事務所（設備）が担当。