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　加賀市は１６日、動橋町１区地内「市立東和中学校校舎改築・改修基本設計業務」を開札する。
　計画によると、１９６４（昭和３９）年に建設された旧校舎の普通特別教室棟（ＲＣ造３階建て延べ２９４８平方メートル）については改築を検討している。このほかの普通教室棟（ＲＣ造３階建て延べ９９７平方メートル、１９８１年築）、特別管理棟（ＲＣ造３階建て延べ１６７５平方メートル、１９８７年築）は改修となる見通しだ。
　同中学校の耐力度調査では、最も古い旧校舎の普通特別教室棟が文部科学省の基準値より低い数値となっている。この結果を受け、市はこれまで改善に向けた効果的な対策や対応方針などを検討してきた。今後も関係者と協議しながら、基本設計の中でコスト面も含めて改修内容などを詰めていく。委託期間は２１年３月まで。予定価格は１８５６万円。
　なお、体育館２棟については、補強済みと新耐震基準であることから改修の対象に含まないという。