和泊町は、(仮称)総合交流アリーナの建設に向けた基本構想・計画策定に着手する。業務委託に関しては公募型プロポーザルも視野に入れ、11月をめどに入札などを進める考え。順調にいけば、2021年度に基本・実施設計をまとめ、22年度から整備に着手したい方針だ。
19年1月に業務開始した新庁舎の建設地にあったことで町民体育館を解体したことから、それに変わる施設として構想。スポーツに限らず、子育て・文化の交流拠点などとしても活用できる複合型を見据えている。建設候補地は、2〜3カ所(非公表)に絞り、規模や構造などと合わせて策定段階で詰めていく。
11月を見込む業務委託の手続き等では、発注方式にプロポを採用するかなども踏まえて庁内で検討中。すでに推進協議会を立ち上げており、委託までに2〜3回ほどの意見交換を経た上で詳細を決めるとみられる。
順調に基本構想・計画策定ができれば、21年度には設計等に着手して22年度から20カ月ほどの工期で整備を推進する計画。24年度までの完成を目指す。
今期の第6号補正予算には、策定の委託料730万円を編成した。