年度内に現地か移転かを決定
千曲市は、屋代保育園の建て替え計画を検討する「屋代保育園改築事業基本計画検討委員会」(小川武文委員長)の初会合を10月6日に開き、2020年度内に「現地」か「移転」のいずれかで整備方針を決定する、とした。予定では22年度から基本・実施設計に着手し、24年度着工を目指す。
既存の屋代保育園(屋代2258−1)は、S造平屋建て、延べ973.67u(1970年築造)建設から50年以上が経過し、耐震性の不足と老朽化、駐車場が狭いなどの課題がある。
同委員会では、建て替えに必要な建設候補地や規模などを盛り込んだ基本計画を20〜21年度で策定する。移転になった場合は、20年度末に建設候補地を選定する方針で、順調ならば25年度の開園を予定している。
現在、市立保育園は12園あり、耐震性や老朽化が進む園を優先に順次建て替えなどの整備を進めている。(仮称)あんず・雨宮統合保育園は整備中で、杭瀬下保育園と稲荷山保育園などが建設後40年以上が経過している。
提供:新建新聞社