中津川市は9月18日、東京大学交通・都市・国土研究室と研究連携に関して協定を結んだ。地域振興と地域交通の在り方について共同研究を進める。式は中津川市役所で行われ青山節治市長が出席、東京大学羽藤英二教授がリモートで参加した。
青山市長は「リニア岐阜県駅の設置は大きなアドバンテージと捉えている。中津川の持つ豊富な資源を生かし研究に協力をしていきたい。この研究が中津川の将来に繋がると、大きな期待を持っている」とあいさつし、羽藤教授は「中津川市はリニア中央新幹線の駅ができることで国土の中で特異な土地となる。これをどのように生かしていくか、またコロナ禍における生活様式の変化も考慮し、地域づくりをしたい」と研究への熱意を表した。
同協定期間は2022年度まで。コロナ禍での市民の移動活動調査と意識調査などを実施する。また生活交通網の検討やリニア中央新幹線と接続する地域拠点の在り方について共同研究するとしている。
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建通新聞社