全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　新潟県企業局総務課は６日、胎内市下荒沢地内「胎内第一発電所主要機器更新工事」をＷＴＯ対象の一般競争入札で公告した。
　参加資格確認申請書等は２６日まで受付。主な資格は入札参加資格者名簿に電気工事および機械器具設置工事で登載され、電気工事Ａ級であること。実績要件では０５年４月１日以降に国内において、出力５０００ｋＷ以上の水力発電所の水車または発電機の製造者として、水車発電機の新設または更新工事の元請完成実績を有すること。
　胎内第一発電所大規模改良事業として再生可能エネルギーの固定価格買取制度（ＦＩＴ）を活用し、発電所の水車発電機および附帯電気・機械設備製作・据付など全面更新を図るもの。工事概要は既設機器撤去（埋設物除く）一式、水車発電機および附帯設備製作・据付一式、水車（立軸単輪単流渦巻フランシス１万１８５０ｋＷ）、発電機（立軸回転界磁出口通風管形三相同期１万２２００ｋＶＡ、送電設備（７２ｋＶキュービクル式ガス絶縁開閉装置）、主要変圧器（屋外油入自冷式１万２２００ｋＶＡ）、その他（配電盤・開閉装置、補機設備、非常用発電機等）。開札は１１月３０日に行い、工期は２５年３月２８日まで。実施設計はニュージェックが担当。
　また、土木改修工事は１１月に制限付き一般競争入札で公告する予定で、工期は約３７カ月を見込んでいる。