磐田市は、向陽中学区の学府一体校整備計画について、基本構想・基本計画の策定事業者を公募型プロポーザル方式で選定した。委託先は地域計画建築研究所名古屋事務所(名古屋市中村区)。納期は2021年8月31日。
市は、プロポーザル方式で提案されたプランの中から実現性や信頼性、プレゼンテーション能力について総合的に判断し、委託先を選定した。委託内容は、新時代の新たな学校づくりを進めている向陽学府の学府一体校等整備基本構想・基本計画の策定に向け、技術的支援や検討会の運営補助、報告書の作成。
「向陽学府一体校」は、向陽学府に立地する向陽中学校=写真=(向笠竹之内1162ノ2)と向笠小学校(向笠竹之内391ノ6)、大藤小学校(大久保282ノ1)、岩田小学校(匂坂中987)の小中4校の統合を想定。現在予定する生徒・児童数は約600人(中学校200人、小学校400人)。市は18年度から地域の代表者や保護者で構成する大藤・岩田・向笠の「地域づくり協議会」と協議を重ね、整備案に大筋で合意を得たため、この協議内容を基に基本構想と基本計画の策定を進める。
建設予定地や基本・詳細設計以降のスケジュールについては未定としている。
提供:建通新聞社
(2020/10/7)
建通新聞社 静岡支社