東かがわ市は「東かがわ市温水プール基本計画策定およびPFI等導入可能性調査業務」の委託先選定に伴うプロポーザルを公示した。参加申込書の提出期限は10月9日。見積り限度額は2310万円(消費税込み)。履行期間は2021年5月21日まで。老朽化している引田温水プールを移転新築するため、事業スケジュールや事業スキーム、民間事業者参入可能性調査、概算事業費などをまとめる。
応募条件は、市の入札参加有資格者で、国や方自治体の温水プール建設、体育施設建設を含む基本計画策定業務などの実績があることなど。未登録の希望者は必要な書類を提出する。提案書の提出期限は10月20日。10月27日に書類審査とプレゼンテーションを行い、11月上旬に結果を通知する。
今回の業務を通じ、基本方針を検討して温水プール基本計画を策定する。導入する機能や規模、管理運営計画なども検討する。また、事業スケジュールの検討とともに概算工事費、管理運営経費を算出し、PFIなどの事業手法についても比較検討する。
基本構想では20年、30年先を見据え、にぎわい創出を目的とした施設や健康福祉型施設の整備を計画し、「健康で活力あふれる生活環境・ライフステージに応じた健康づくりの創出」をコンセプトに掲げている。主な機能として、一般競技に対応した競技用プール(大プール・25b×7レーン以上)、幼児や障害者対応の多目的プール(小プール、リラックスプール)、介護予防やリハビリテーション対応の歩行専用プールなどを盛り込んでいる。
提供:建通新聞社