県土整備部は2020年度の優良建設工事45現場を2日までに決定し、公表した。また「優良技術者」には舩越建設の土山伸吾氏が輝いた。11月上旬(日程調整中)に開く「第20回住みよい県土づくり表彰式」で知事表彰する。
今年度の審査対象は、19年度に完成した予定価格500万円以上の建設工事820現場。工事成績85点以上を基本ラインに引き、上位35件と各事務所長から推薦のあった10件を加え計45件を選んだ。
このうち谷口工務店(八頭)と美保テクノス(米子)が3現場で栄誉を得たほか、田中組(鳥取)と竹内組(八頭)、中一建設(八頭)、井木組(中部)、伊藤建設(中部)はダブル受賞を果たした。
優良技術者の土山氏(舩越建設)は小松谷川河川改修工事の監理技術者を務め、今回の受賞現場のなかで最高点88点を獲得していた。
引き続き同部は「優良下請負業者」の選定手続きに入っており、優良工事現場「土木一般」の元請け業者に対して下請け業者の推薦を依頼。今月下旬までに表彰者を決定し、「住みよい表彰式」の席上で部長表彰する。
日刊建設工業新聞