国土交通省がまとめた橋梁などの5年に一度の近接目視点検結果によると、2019年度の愛媛県内自治体(県と市町)が点検した管理橋梁は1747橋で、判断区分は健全なT区分が238橋(区分割合14%)、予防保全段階のU区分が1329橋(76%)、早期に措置を講ずべき判定区分とされるV区分は180橋(10%)、緊急措置が必要なW区分はなかった。
19年度で点検を行った1747橋のうち、県管理橋は279橋で早期に措置を講ずべき判定区分Vの橋梁は17橋。市町管理橋は1468橋でV区分は163橋だった。
近接目視点検が始まった14年度から19年度までの6カ年の県下橋梁(県と市町管理橋)の点検数は1万3296橋で、判定区分別の状況はT区分が2124橋(14%)、U区分が9289橋(72%)、V区分が1870橋(14%)、W区分が13橋(0・1%)となっており早期または緊急に措置を講ずべき橋梁数は1883橋となっている。
提供:建通新聞社