林野庁九州森林管理局は1日、7月豪雨で被災した芦北地区の県管理治山施設や林地を国の直轄代行で復旧するため、「芦北地区特定民有林直轄治山対策室」を芦北地域振興局1階に開設した。林野庁職員4人が常駐し、災害復旧事業に取り組んでいく。
事務所の開設に合わせて、林野庁九州森林管理局の小島孝文局長と芦北地域振興局の江藤公俊局長が、看板を設置。一日も早い被災地の復旧・復興を目指し、互いに志気を高め合った。
7月豪雨による芦北振興局管内の被害は、山地崩壊163カ所、治山施設災害8カ所で被害額は76億円。
治山対策室が担当するのは、知事の要請を受け権限代行で取り組む管内36カ所(芦北町33カ所、津奈木町2カ所、水俣市1カ所)で、内訳は、林地等崩壊地(関連災)28カ所、治山施設等8カ所を復旧していく。
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