トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2020/09/29

【大阪】阪急茨木市駅西地区の都計決定・変更案公表

 茨木市は、阪急茨木市駅西地区の都市計画決定・変更案を公表した。同駅西口の約2fの敷地を対象に、延べ床約6万5000平方bの商業施設と高層マンションを整備する。2020年11月と21年2月の都市計画審議会を経て、21年3月に都市計画決定・変更を告示するスケジュールを想定している。
 今回の市街地再開発では同駅西口直近の約7700平方bの敷地に整備する商業施設と高層マンションの他に、約4000平方bの駅前交通広場(幹線街路阪急茨木駅大住線、幅員20〜21b延長約120b)とその南側の駅前交通広場約1000平方b(区画道路市道永代町3号線、幅員9・5b〜23b延長約140b)、約1000平方bの屋外交流広場などを設ける。
 再開発エリアには1970年開催の大阪万博に併せて整備された茨木ビルと永代ビル(70年供用)、市営駐車場(79年供用)などがあり、施設の老朽化や交通機能が時代の需要に応えられない点などが課題だった。
 そこで市は20年6月の「阪急茨木市駅西口駅前周辺整備基本計画(案)」で、10年スパンで3段階の「まちの将来像」を示した。
 今回はおおむね10年後を想定する「フェーズ1」への着手で、同駅西口周辺エリアの施設などを一新して安全で円滑な交通機能の確保と魅力ある空間を創出し、中心市街地の東の玄関口にふさわしい駅前環境の創出を目指す。
 再開発対象エリアは茨木市永代町。

提供:建通新聞社