静岡市緑地政策課は、PARK−PFI(公募設置管理制度)活用による城北公園の整備で、10月16日まで参画希望事業者らから提案書を受け付けている。
城北公園の整備は、コロナ禍で事業者公募を延期しているが、サウンディング調査に基づき事業者の参入意欲を確認、年内にも公募設置等指針を示し、早期の事業者公募を目指す。
市は、PARK―PFI手法を活用し、官民連携による都市公園のにぎわいづくりを進める方針で、城北公園を初弾として選定した。同公園(葵区大岩本町29)の場合、敷地約6万平方bの12%までの利用が可能だが、アンケート調査ではカフェやレストランの活用を希望する声が多く、規模は広くても500平方b程度と予想される。
設置場所は、今後大規模改修を進める中央図書館脇の麻機街道側が有力。関連工事は、市が費用負担する駐車場整備も含め、全て事業者が発注する。
カフェやレストランは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けやすく、市は事業者の参入意欲を慎重に見極める意向。事業者は、単体かテナント方式のデベロッパーを募る。
今回の調査では、県外企業とは希望によりWEB会議などで対話する。問い合わせ先は緑地政策課計画係 電話054(221)1432。
提供:建通新聞社
(2020/9/28)
建通新聞社 静岡支社