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建通新聞社(中部)
2020/09/28

【愛知】関電不動産開発 分譲新築へ鍜治田で解体

 関電不動産開発(大阪市北区中之島3ノ3ノ23)は、名古屋市昭和区での分譲マンション新築に向け、残存施設解体の施工者を鍜治田工務店名古屋支店(名古屋市中区)に決めた。10月上旬にも解体に取り掛かり、12月〜2021年1月をめどに完了させる予定。新築の施工者について関電不動産開発は「未定」と回答している。
 分譲マンション建設は「名古屋市昭和区川名山町PJ(仮称)」として計画。同社が名古屋市内に開発する、初の分譲マンションとなる。規模は鉄筋コンクリート造地価1階地上10階建て延べ6707平方b。部屋のタイプはファミリー向けとし、戸数は70戸を設ける想定だ。
 設計はIAO竹田設計(名古屋市中区)が担当している。
 建設地は昭和区川名山町145他。敷地面積3646平方bで、建築面積は1113平方b。駐車場は機械式を中心に62台分を整備する見通し。同地には戸建て住宅などが残存している。
 完成は2023年2月を予定。
 関電不動産開発は、関西地方を中心に分譲マンションやオフィスビルなどの開発を手掛ける。名古屋市内については「大きなマーケットであり、重要な地域」と認識。現時点では、今回の案件以外に名古屋市内での具体的な分譲マンション開発の計画はないものの、需要動向をみながら慎重に開発の可能性を探る構えを示している。

提供:建通新聞社