京都市会の予算特別委員会が24日開かれ、保健福祉局は、9月補正予算案に計上した旧上京保健センターの建物除却に係る設計費用等の負担金について報告した。
旧上京保健センターの建物除却に係る設計費用等負担金に債務負担行為として限度額300万円(期間は令和3年度)を設定した。
これは京都市が独立行政法人都市再生機構に対し、貸付けを行っている土地上に都市再生機構が設置している「今出川堀川市街地住宅」について、賃貸住宅としての用途が廃止されることとなり、今後、令和2年度から3年度にかけて、建物の除却に係る設計等が予定されている。
建物の除却にあたっては、同建物内に市が区分所有する旧上京保健センターの面積分に応じ、費用負担が生じるため、その費用負担について債務負担を設定する。
堀川今出川交差点上ル西側のUR今出川堀川住宅(今出川堀川市街地住宅。京都市上京区北舟橋町866)は、住宅・都市整備公団時代に建設された10階建の建物。