越前市は、越前市老人福祉センター今寿苑跡地の売却にあたり、地域密着型介護サービス事業所の開設を条件とする、制限付き一般競争入札(総合評価落札方式)を実施すると公告した。
今立地域の高齢者福祉機能強化を図るのが狙い。既存建物は21年度に市が解体する。
対象となるのは杉尾町1字24―1ほかの計3446・32平方メートル。予定価格(最低売却価格)が2798万4118円。
主な条件は、市内で介護保険事業の運営を行っている法人(市内に住所を有する法人が新規に介護保険事業を開始しようとする場合は可)。参加申込は10月15日まで受付。11月2日入札とし、審査結果は11月中旬に発表の予定だ。
なお、整備するサービス内容は提案項目の1つに設定。引渡しから1年以内の着工、2年以内の竣工を求めている。