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建設新聞社
2020/09/18

【東北・青森】94億余で川崎技研/下北地域広域組合の新ごみ処理施設整備

 下北地域広域行政事務組合(青森県むつ市中央1の8の1 管理者・宮下宗一郎むつ市長)は、青森県むつ市で進めている下北地域新ごみ処理施設整備事業について、設計・施工者選定へ16日に入札した結果、1落の94億3000万円で川崎技研(福岡市南区)に決定した。
 予定価格は141憶3500万円、工期は2024年3月31日まで。
 この事業は、昨年9月に受け付けた提案書および入札書が予定価格を超過し不調となったため、発注支援業務をエイト日本技術開発に委託。整備に係る発注条件等を見直し、ことし8月に条件付き一般競争入札で再公告していた。
 入札者は、協和エクシオ、川崎技研、川崎重工業・西松建設・熊谷建設工業JVの3者が参加した。
 計画では、青森県むつ市奥内今泉地内の1万9338平方bの敷地に、全連続燃焼式(ストーカ方式)で86d/日(43d/24時間×2炉)のごみ焼却施設と、破砕設備11・3d/日、選別設備2・7d/日の計14d/日(5時間)を備えたリサイクルプラザを建設する。
 近く仮契約を締結し、10月中旬までに議会承認を経て本契約を締結し設計に着手、24年4月の供用開始を目指すとしている。

 提供:建設新聞社