岡山市は、農業集落排水施設の国ケ原処理区と宇甘東処理区を公共下水道に統合する。2020年度は日新技術コンサルタント(岡山市北区)で基本設計を進め、概略工法の検討や図面作成などを行う。基本設計を踏まえて、21年度以降に詳細設計(工事発注図書作成)に入る。
対象は、管渠が国ケ原処理区(北区御津国ケ原地内他)1260bと宇甘東処理区(北区御津高津地内他)720b。
公共下水道へのルートとしては、既設の処理場付近にポンプを設置し、公共下水道まで圧送し接続することを基本として検討。将来的な維持管理性の向上、コストの削減を可能な限り図ることのできる計画を想定している。
また、国道53号・河川区域と橋梁添架部については耐震性能を確保するための管種検討、統合後の既存処理場の活用方法なども検討する。
「提供:建通新聞社」