吹田市は、9月市議会定例会に北千里小学校跡地への複合施設整備事業費などを盛り込んだ11億8766万2000円の一般会計補正(10号)を提案した。
北千里小学校跡地複合施設整備事業費として、公民館に1億3694万8000円、図書館に1億9686万3000円、児童会館に9415万2000円を配分した。
北千里地区公民館と千里図書館北千里分室は整備から約40年が経過し、施設の老朽化と狭隘(きょうあい)化が課題だった。また、北千里地区周辺のマンション整備に伴う子育て世代の増加と、エリアの児童館が未整備であることを踏まえ、北千里小跡地に公民館、図書館、児童館機能を備えた複合施設を整備することにした。
複合施設の想定規模は、鉄筋コンクリート一部木造2階建て延べ3066平方b。
建設地は古江台3ノ8番街区。同小学校跡の敷地1万0616平方bのうち、5200平方bを新施設の建設に充てる予定。
今回配分した事業費は21年度に繰り越す。21年2月市議会定例会案件として工事請負契約し、22年度第3四半期に供用するスケジュールを想定する。
内藤・大和建築設計共同企業体が基本・実施設計を担当している。
9月補正予算案が認められれば、一般会計の累計額は1822億1012万円となる。
提供:建通新聞社