県議会の9月定例会は11日開会し、平井伸治知事が新型コロナウイルス感染症対策を盛り込んだ一般会計補正予算案など17議案を提案した。会期は10月8日まで28日間。
補正予算の規模は18億3500万円で、補正後の一般会計総額は3814億2400万円となる。
主な補正内容は、コロナの収束を見据え、農林水産物の消費回復に向けて県産材JAS構造材を使用した非住宅系の建築物の助成に600万円ほか、林業事業者による保育間伐の雇用支援に5200万円を計上した。
また、衛生環境研究所の空調設備に1億5300万円(21年債務負担行為2億4600万円)、布勢総合運動公園陸上競技場のトラック補修は8900万円を補正。倉吉自転車競技場の整備は、走路改修のアスファルト舗装の追加工事に400万円を計上した。
今後の議事日程は、代表質問が15日に自民党・島谷龍司議員、17日に会派民主・坂野経三郎議員がそれぞれ行う。一般質問は23日から6日間。
日刊建設工業新聞